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2011年11月3日木曜日

3.マダガスカルの動物園への支援



マダガスカルの動物園への支援

マダガスカルの動植物は固有種が極めて多いことから、動植物に関心のある人たちには非常に興味のある国です。

*チンバザザ国立動植物園。

首都の中心地に近く、全国から動植物・鳥・爬虫類を集めて展示している。残念ながら資金不足により施設全体に老朽化が激
しく手入れも不十分である。立地条件に恵まれている割には来園者数が伸びない。従い、入園料も頭打ち。資金不足に陥るという悪循環。

この分野の日本との関係

1.上野恩賜公園。アイアイの森でマダガスカルの原猿を見ることができる。パンダの方が人気がある。

2.仙台・八木山動物園、一昨年からJICA草の根技術協力制度を使って、チンバザザ動物園と環境教育普及活動を続けている。東日本震災の被害を受けたために、本体の八木山動物園の復旧が優先される。

3.東京農業大学。故近藤典夫教授がマダガスカル学の先駆者の一人であったことから、マダガスカルとの関係は継続している。意外と卒業生は近藤教授のこと を知っていない。農大⇒進化生物研究所⇒NGOサザンクロスジャパン。NGOサザンクロスジャパンは、郵便局の支援制度(既に中止)などを使ってマダガス カル最南部地域で、外来種のウチワサボテンを抜去して固有種の植林事業を継続。

4.日本アイアイファンド。アイアイ研究の第一人者である島泰三氏が代表のNGOとしてマダガスカル北西部の保護区で、アイアイの主食であるラミーの植林とアイアイの保護活動を継続している。

5.到津(イトウズ)の森公園。北九州市小倉区上到津4-1-8精しくは、http://www.kpfmmf.jp/zoo/
JICA草の根技術パートナー型(上限、5千万円、36ヶ月)の申請準備中。採択されれば、チンバザザ動植物園の運営改善、施設改修を実施する。
北九州および近隣の人は、マダガスカルに関心を持っている。

到津の森公園「マダガスカルの世界館」

 

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